・キーワード
債権回収、訴訟、強制執行、債権差押え
・ご相談内容
ご依頼者は駐車場の賃貸人であり、放置車両の撤去と滞納賃料等の請求をする側です。
ご依頼者は、賃借人である相手方が賃料を滞納し、駐車場に車を放置したまま音信不通となってしまったため、今後どうしてよいかと大変困っておられました。そのため、駐車場の放置車両の撤去と賃料等の回収ができるよう、当事務所にご依頼されました。
・当事務所の対応及び結果
受任後、相手方に対して速やかに内容証明郵便を送付して賃貸借契約の解除を通知し、放置車両の撤去と滞納賃料の支払いを請求しました。
しかし、相手方からの返答はなかったため、訴訟を提起して当方の請求とおりの確定判決を得たうえで、放置車両の撤去についての強制執行を行いました。
さらに、相手方の勤務先についての情報を得たので、相手方の給与の差押えを行い、滞納賃料等の回収に成功しました。
・コメント
弁護士が受任し、法的手続きをとることで、ご依頼者の希望をかなえることができたという事案です。ご意向に沿った解決となったため、ご依頼者には大変喜んで頂けました。
本件のように、訴訟、強制執行、債権差押えという手続きをとることは、ご依頼者がご自身ですることは非常に困難であると思われます。このような事案でお悩みの方は、ぜひ弁護士に相談して、ご自身のお悩みを解決して頂きたいです。
※事件の内容については、特定できない程度に抽象化しています