弁護士の交渉により交通事故の過失割合を40%から20%に下げることに成功した事案【解決事例】

・キーワード

交通事故物損過失割合示談交渉

・ご相談内容

ご依頼者は、自動車で走行中、後方を走行していたバイクがご依頼者の自動車を右側から追い越そうとして衝突してきたため、ご依頼者の自動車に損傷を受けました。相手方保険会社より、ご依頼者の過失割合について40%と提示されたところ、事故状況等をふまえて納得がいかないということで、当事務所にご依頼されました。

・当事務所の対応及び結果

受任後、相手方保険会社に対して、過失割合を40%とする根拠について詳細に聴き取りをしました。その根拠について、事故状況と照らして不合理である部分を指摘するとともに、ご依頼者の心情についても丁寧に説明を行い、粘り強く交渉して過失割合の引き下げを求めたところ、最終的に20%に引き下げることに成功しました。

・コメント

事故状況について、ドライブレコーダーなどの証拠が存在せず、ご依頼者のご希望を実現できるかについては難しい見通しがあった事案でした。弁護士の見通しについても丁寧にお伝えしたところ、ご依頼者からは、このまま示談するのは納得ができないので、もし、結果的に過失割合の引き下げができなかったとしても、お願いしたいと言って頂き、ご依頼を受けました。

保険会社との示談交渉では、ご本人から事故状況について丁寧な聴き取りを行ったことで、相手方保険会社の過失割合の根拠について、不合理である部分を正確に指摘することができ、最終的に過失割合を40%から20%に引き下げることに成功しました。

ご依頼者は、本件の難しさを理解してくださっていたため、過失割合の引き下げに成功したことについて、大変お喜びになり、「依頼して良かったです。」という言葉を頂きました。

交通事故の過失割合については、過去の判決等の蓄積によって定められた基準が存在します。過失割合に納得がいかない場合、この基準を正確に把握し、基準を修正する要素の有無についても検討することが必要となりますが、ご自身でこれを行うことは難しいように思います。

本件のご依頼者のように、過失割合について納得がいかない方は、ぜひお気軽にご相談ください。ご相談頂いたからといって、ご依頼を強制することは一切ありませんので、安心してご相談頂ければと思います。

※事件の内容については、特定できない程度に抽象化しています

交通事故の過失割合については、こちらのページで詳しく解説しています。

お問い合わせフォーム

 

ページの上部へ戻る

keyboard_arrow_up

0752555205電話番号リンク 問い合わせバナー